痛みやしびれなどのお困りの症状を気軽に相談でき、患者さんの生活が良くなる
お手伝いができるクリニックでありたいと思っております。
大野整形外科リウマチ科が目指すもの
1.しっかり患者さんの訴えに耳を傾けること
患者さんが具体的に「何」にお困りなのか?不安なことは「何」なのか?歩くとどうなのか?起き上がる時の痛みは?寝ている時にも痛いのか?など、患者さんの訴えは多種多様ですが、なかなかご自分で「こんなことに困っている」、「こうすると痛む」、ということを細かく説明できる方は多くありません。私たちの方から色々質問して病気の診断・治療に役立つ情報を患者さんからお聞きします。時にはご家族のことやお仕事の内容などをお聞きしますが、治療に必要なことだと思いますので、可能な範囲でお答えいただきたいと思います。
2.できるだけ広く深く治療します
手術をはじめ様々な治療を20年以上行ってきた整形外科医としての経験を活かし、患者さんの生活・仕事などに合わせた治療を行っていきます。医院内では手術は行いませんが、色々な治療を行っても治療効果が乏しく手術が必要な時には近隣の病院を紹介いたします。子供さんからお年寄りまで地区の方々の「痛い・しびれる」などの症状を全部引き受ける気持ちで精進します。
3.血液検査、エコー検査、レントゲン検査など必要な検査をきちんと行います。
よい治療は正しい診断が無いとできません。いわゆる「誤診」状態ではいつまで経っても病気は治りません。患者さんの訴えを詳しく聞いて診察するだけで診断できる病気もありますが、それだけでは診断ができないこともたくさんあります。過剰な検査は、大きな問題ですが、必要な検査はしっかり行って正しく診断するという基本姿勢は大切にいたします。また、副作用予防などのためにも、血液検査やレントゲン検査が有用な場合がありますので、必要に合わせて行っていきます。
4.関節リウマチの診断・治療
関節リウマチは、診断・治療が難しく治療も長期間必要です。手足の指の腫れや痛みなどから発症することが多いのですが、高齢化によって典型的な症状ばかりではなくなりました。一方で、近年非常に高い治療効果を持つ薬が増えてきました。早期に診断し有効な薬を使い、早く良くなっていただけるようお手伝いをしたいと思っています。私は日本リウマチ学会と日本整形外科学会の関節リウマチの専門資格を持っています。心配になられたらいつでもご相談に来院ください。
5.「治すリハビリ」と「予防するリハビリ」
みなさんはリハビリと聞いて何を思い浮かべられますか?電気を当てる、首を引っ張る、などが多いのではないでしょうか。痛いところが早く良くなることはとても大切なことで、その治療にリハビリは大きな効果をもたらします。一方で高齢化によりなかなか症状が良くならない、あるいは、治ったけどまた悪くなる、を繰り返す。そういうこともたくさん見受けられます。痛みが残っていても、生活の中に工夫を加えれば楽に困らず生活ができるようになることもあります。また良くなった状態を長い間維持出来るように、「自宅で体操をする」、「筋肉を付ける運動をする」、「冷やさない工夫をする」、などご自分で出来ることがたくさんあります。それらの工夫を専門の資格を持ったリハビリスタッフが分かりやすく詳しくご説明します。私たちと一緒に「楽」に生活しましょう!
6.骨粗鬆症の治療をしっかり!
高齢化に伴い背骨の骨折や脚の付け根の骨折を生じやすくなる骨粗鬆症が増えています。骨折を起こさなければ日常生活にそれほど支障は生じませんが、脚の付け根の骨折が起これば、手術をしなければいけないことがほとんどです。背骨の骨折は手術をしないことがほとんどですが、変形が残ると内臓の機能が低下する場合もあります。いずれも長い目で見ると体の機能が低下して健康状態の維持が難しくなる危険があります。骨粗鬆症はお薬で治療ができるようになりました。飲み薬や注射など様々な薬が使われています。血液検査や骨密度検査などで正しく診断して有効な薬を使って治療しましょう!当院は、最新の骨密度測定器を導入しています。全身の骨密度、筋肉量や脂肪量を測定できる器械です。筋肉量測定と脂肪量測定は保険が使えませんが、腕や脚の筋肉量を測定して体力向上の目安にしたり、ダイエットの効果判定に脂肪量測定ができます。